本日はDOLとはほぼ関係のない日本語のお話です
てめー調べとけっつってんだろ!!
調べといて下さいよ~ と言われたものを少し・・・
うだつとは
妻壁を屋根より一段高く上げて小屋根を付けた部分を指し、
火事の類焼を防ぐために造られた一種の防火壁のこと
裕福な家しか「うだち」を造ることができなかったため、
うだつが上がらない=甲斐性がない、というような意味になった・・・という説がある
ただし諸説あるようで
柱の上にある屋根を支えるための横木(梁)と屋根の骨組みの一番高い所に使う木材(棟木)の間に立てる柱を指し、このうだつが上から押さえつけられているように見えることから、うだつが上がらないという言葉になったという説
切り妻屋根(三角屋根)のスパッと切られた面(けらば)に突き出た小さな屋根のことを指します。また屋根の下の壁や、屋根の棟を支える束(柱のように立ててられた木)を指すという説
・・・があるようです
方丈(ほうじょう)とは
1丈四方の面積を指す。また、その広さの部屋や建物の事。
方丈は簡単に構築でき、また簡単に解体する事ができたため、僧侶や隠遁者に愛用された。鴨長明の『方丈記』は、方丈の庵で書かれたことによる題名である。
また、『維摩経』に書かれているように、維摩詰の方丈を訪れた文殊菩薩とその一行が、その狭い空間に全員収容できたという逸話から、仏教においては方丈に全宇宙が内在しているという考え方がされ、そこから寺院の住職が生活する建物を、特に方丈と呼ぶようになった
四恩(しおん)とは
母の恩・父の恩・如来の恩・説法法師の恩
父母の恩・衆生(社会)の恩・国王(国家)の恩・三宝(仏・法・僧)の恩
父母の恩・師長(先生)の恩・国王の恩・施主の恩
等など諸説ありますがとりあえず四つの恩を指します
要はおかげさま(恩)で今の私があるという
極々当たり前のことを当たり前に言ったものとも言えますし
当たり前と思っていたことが実は当り前ではないと言ったものとも解釈できます
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四恩については思っていた以上に深い言葉でした^^;
高速ケッチ「四恩」は譲渡契約が済んでいるのでまた四のつく言葉を探さねば
以上 個人的メモでした
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丁寧な解説をありがとうございます。
そうそう、寝る前に方丈記の冒頭を思い出して、連絡しなきゃな~と思っていたのにそれも忘れてました^^;;
それにしても方丈も深いですね~。ここでドラえもんポケットとか言ったら怒られるんだろうな…
私たちがいる世界が小部屋なのかもですね^^